musicman cube付きの賃貸住宅

先日もご紹介したmusicman不動産を見ていたら、下記のような賃貸物件があった。

西高島平43㎡でお家賃125,000円。決して新しくはないであろうビルなのに、スグに借主が現れるそう。
それは室内に防音boxが設置されているからだ。

キャプチャ

音楽をやる者にとって24時間音が出せるというのは、この上ない喜び。

特にプロの演奏家となるとなおさらだ。現場でステージ前後に練習する事は出来るだろうが、さりとて人間関係などもあるので、練習ばかりしている訳にはいかない。やはり自宅で練習はしたい。

さらに生徒さんを取りたい方もいるだろう。自宅でレッスンが出来れば余計な設備費用もかからず、メリットは大きい。

この賃貸物件に設定されている防音box。実はmusicmanのサイトで売られているものらしい。

ざっと見る限り、これまでみたYAMAHAのものなどより、作りが良さそう。コンセントも充実しているし、ドアも床も十分に厚い。エアコンも完備されているようだ。

と言う事でお値段ですが、box型だと4.5帖で200万~。ドラム仕様だと265万~。ビルトインタイプだと6帖で220万からである。
ビルトインで施工するならYAMAHAのものより安いかもしれません。

musicman cubeの説明はこちら

Musicmanが不動産情報を発信していた

Musicmanという老舗の本がある。

日本国内で活躍する音楽家(いわゆる有名アーティストのみならず、バックバンドで演奏するような独立系音楽家)やレコード会社、音楽スタジオなど、ありとあらゆる音楽にまつわる情報が網羅されている
音楽業界の業界本のような位置づけである。

1冊7,000円くらいするんだけどね。

個人では中々手を出し辛いけど、音楽スタジオなどに良く置いてあるので、音楽好きな方は良く見たことがあるでしょう。

そんなMusicmanのオンラインサイトがmusicman-net.comであり、その1コーナーとしてMusicman不動産情報と言うのがあるようです。
キャプチャ

扱っている不動産の特徴は言わずもがな。
グランドピアノがおける物件、音の出せる一軒家、地下室完全防音など、まさにミュージシャン向けの賃貸住宅情報が満載。
f50978bf061b70
前にも書きましたが、ドラムが音漏れしない環境を作るのには結構な金額がかかります。
でもサイト見てたら、やっぱり防音室が欲しくなってきた蔵でした。

防音室を作るなら、どんな方法があるでしょうか

大音量で映画を見たり、楽器を演奏したりしたいですよね。

もし家を建てるなら防音室を作りたい。一体どんな手があるでしょう・・?

地下室を作って防音パネルを入れる

地下室を作って防音壁にすれば完璧です。

これならグランドピアノでもドラムでもいけそう。

特にドラムの低音は音が漏れるのでこのくらいした方が良いでしょう。

しかし地下室を作るのは相当コストがかかります。

施工費は倍くらいの費用になると言うから1,500万の家ならば、地下だけで+1,500万(倍の3,000万という情報も)。

地下は我慢して、地上の一部屋を防音室にする

例えばヤマハの防音室工事。部屋をまるごと防音にすることができます。

費用は300万〜ほど?地下室を作るよりは安いですが、まぁそれなりのお値段します。

自由設計は我慢する

ヤマハでは定型サイズの防音室も販売しています。

これだと1.2畳で70万くらい。1.5畳で150万くらい。

部屋の中に電話ボックスを入れるようなもの。

このサイズならギター、トランペットくらいは可能ですがピアノやドラムは無理ですね。

ヤマハの防音室見積もりシミュレーションはこちら

ヤマハも諦める

Light Roomというテントみたいな吸音ルームが発売されています。

こちらは0.8畳で10万円。お手頃です。

もちろん防音性能はYAMAHAのものより劣りますが、性能も良くなってきているようだし、試す価値あり。