駅近、激安一軒家。さらに今ならもう一軒オマケ!

西武池袋線飯能駅。

自然豊かに恵まれた地ながら、特急を使えば池袋まで41分という、考えようによっては恵まれた地である。
そんな環境で面白い物件を見つけました。
土地面積は152.06m2。駅から徒歩6分。そしてなんと!価格は460万円!!

じゃーん。南国を思わせる木も生えております。
キャプチャ   

この建物は築34年。どこかでリフォームしたんでしょうね。趣ある外観です。
キャプチャ3
日当たりが良い和室。こんな部屋でゴロゴロしていたいもんです。
キャプチャ2
キッチンも悪くありません。そして、、、
キャプチャ4
見てください、このタイルの洗面台。滅茶苦茶可愛いと思いませんか?
こんなタイルは小金井公園の江戸東京たてもの園でしか見た事ありません。
キャプチャ5
しかもこの家にはもう一つオチが付いていまして、なんと。

今ならもう一軒付いてくる!

こちらは築53年の物件だそうです。不動産屋さんもコメントに困ったのでしょう・・・
下記写真のキャプチャには「軒のある玄関です。雨にぬれないです」とあります。当然だし(笑

キャプチャ8

そしてさらに凄い施設が付いてます。

それがこれ!

キャプチャ7

不動産の担当者もコメントに困ったのでしょう・・・
「すごく昔のお風呂です!」だそうです。

そりゃ見たら判る。

しかし趣ありますね。一軒は生活用に、もう一軒は作業場か趣味の部屋に使うと最高ではないでしょうか。

しかし残念な事が一つ・・・。
それは再建築不可という事です。この建物たちが燃えたり壊れたりしたらお終い。
そのリスクを背負えるのであれば買いです!460万ですから。
SUUMOのページはこちらです。

売り出されている不動産の場所を特定するコツ3つ

不動産サイトなどで見ていると「世田谷区上北沢3丁目の土地」とか「杉並区高円寺2丁目の中古戸建」など表記されていますが、それ以上の住所が書いていない場合が多い。

不動産会社もまず「お問い合わせ」が欲しいので、そのような事にしているのかと思う。
しかし、問い合わせをする前に実際に見てみたいという事は多々あります。
例えば現地に行けばそこに立っている旗などから売主が直接分かる場合があります。
その不動産業者に相談をすれば仲介手数料がかからない場合もあるのです。
また家の近くだから気軽に寄ってみたいなぁ。なんて時も。

私は不動産情報サイトに載っている情報だけで、ほぼほぼそれがどこにある物件なのか特定する事ができる能力を身に付けました。
写真が無い、図面が無いだと厳しいですけどね。
最初は時間がかかりましたが、慣れると5分くらいで特定できます。
今回はそのTIPSを大公開。

必要なもの:Google Map

1・図面を見てどちら側に何mの道路があるか確認する

12mなど大きな道路であれば特定は簡単です。
通常は4mとか2mですね。どちらの方向に、どの方向に道路が伸びているのかを確認します。

2・次にセブンイレブンから〇〇分、駅から〇〇分、スーパーから〇〇分の情報を集める

不動産の広告は1分=80mで計算されています。
そしてその地点を中心にして円を描きます。
例えば下記は「高円寺駅から徒歩5分」「杉並第八小学校から徒歩2分」とあった場合。
高円寺駅を中心として半径400mの円を描き、第八小学校を中心に半径160mの円を描きます。
大体円が重なった部分がターゲットですね。
もう1つ確定出来るポイントがあれば、かなり近くまで絞る事ができます。
キャプチャ3

3・そして写真から判断する

その物件の写真が無くても、全面道路や周辺の写真がある場合があります。
その場合は周辺の建物の特徴を押さえます。
まず大きな建物が無いか。そしてその色は何色なのか。もしくは特徴的な屋根の建物を見つけます。
そしてGooglemapを航空写真モードにしてその建物を見つけ出します。
キャプチャ4
大体この3つのステップで特定出来ます。

特定出来た時は非常に爽快な達成感を味わう事が出来ます。
私はこの特定がもはや趣味のようになってきました。
何か他に活かせないのか?この能力!?

レインズを覗きたい

不動産業者は業者間でレインズというシステムを使っており売却物件を共有しています。
一般の人が不動産業者へ売却を依頼する場合は下記の3つがあるそうで

  • 専属専任媒介契約
  • 専任媒介契約
  • 一般媒介契約

最初の二つの契約の場合は不動産会社は媒介契約5日~7日以内にレインズに登録する義務があります。
宅地建物取引業法という法律で定められた義務です。
逆に一般媒介契約の場合は売主が任意で決められるそう。

つまりこのレインズってやつにはアリとあらゆる物件情報が沢山入っている宝の山って訳です。
ところが一般人がアクセスできるのはログイン画面まで。その先は見る事ができません。一般公開されていないのです。


これがレインズのログイン画面。ここまで来て中に入れないのでパスワードの辞書攻撃・・すが一般人にはどうしようもありません。こんなページもあるのでご注意を。

これを閲覧するには宅建免許を取って不動産流通機構に加入するか、不動産会社に見せてもらうしかないようです。
という事で結論。覗きたければ黙って宅建を取るか、スグに見たければ不動産会社にいくしかなさそう。

ちなみに「ハトマークサイトはレインズを持っている組合がやってるんでレインズに近いみたいッス」ってな話もあるんですが真偽は不明です。
でもハトマークサイトはマメにチェックしておいて損はないです。


キャプチャ6
home’sやat homeでは見ないものが出てくるような…気がする