萌えるデジタル標高地形図

国土地理院のサイトでは一部の都市のみデジタル標高地形図が提供されています。
これがまたえらくカッコいい。
東京区部の標高地形図は下記です。
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国土地理院の高解像度データはこちら

右端が江戸川区、左端が杉並区。
ちょうどど真ん中に見える丸いところが皇居。その周りにお堀が見えます。
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もちろんここ。

その上に東西に見える緑色の谷の中心には「あなたは〜もう〜忘れたかしら〜」で有名な神田川が流れています。
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右側にあるそこそこ大きな川は隅田川。とても大きいのは荒川。
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左端中心に見える池みたいなものは井の頭公園。その上にあるのは石神井公園。
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左下は多摩川ですね
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低い土地というのは水害リスクなどがありますので一般的に価格が安くなります。
なので、水害は怖くない。都心部が良いという漢は山手線内の低い土地がいいかもしれません。
例えば文京区にはマイナーなんですが「水道」という住所の地域があります。
江戸川橋や神楽坂に近い、超都心なのですが、文京区の他の地域に比べて安いです。
下記赤丸のところです。

スクリーンショット 2015-03-07 10.24.53

路線価を見てみると400台が多いと思います。ご存知だと思いますがこれは1平米あたりの路線価(単位は千円。取引される価格では無い。実取引価格は10/7ほど)なので、つまり400とあるところは1平米40万円という事になります。坪あたりならばその3.3倍、つまり132万円となります。
平成25年分_財産評価基準書_23023_-_路線価図|国税庁

一方、文京区の中でも坂の上。そして高級住宅地で有名な本駒込はどうでしょうか。なんとこちらは700オーバーの数値が溢れています。つまり坪あたり230万オーバーの路線価。全然価格が違いますね。15坪(50平米)の土地を買った場合、水道であれば2,820万円ほどで買えるのに対し、本駒込であれば4,950万という事になります。(推定)同じ文京区でも土地の高低(もちろん土地価格を形成する要因はそれだけではありませんが・・・)でこんなにも違うのです。
平成25年分_財産評価基準書_24004_-_路線価図|国税庁

一般的に「水」「谷」「窪」「谷」などが付く地名の土地は以前は川だったりしますから、安いところが多いですね。
その辺りは別の記事で検証してみたいと思います。

では逆に、都心部に近くて割と標高が高いのはどこなのか。その答えは下記。(Google mapと綺麗に重ねるのが大変でした)
新代田とか井の頭線沿いが高いんですね。あと駒沢公園の辺りとか。これは知りませんでした。
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本日はここまで。
国土地理院のサイトには名古屋・大阪・福岡などもありますよ。

建築基準法上の用語の定義を知っておく

建築基準法第1章第二条では各用語の定義が定められています。
ちょっと(かなり?)堅苦しいのですが、大変勉強になるので是非見てみよう。

2018年12月10日アップデートしました。

第二条 この法律において次の各号に掲げる用語の意義は、それぞれ当該各号に定めるところによる。
一 建築物 土地に定着する工作物のうち、屋根及び柱若しくは壁を有するもの(これに類する構造のものを含む。)、これに附属する門若しくは塀、観覧のための工作物又は地下若しくは高架の工作物内に設ける事務所、店舗、興行場、倉庫その他これらに類する施設(鉄道及び軌道の線路敷地内の運転保安に関する施設並びに線橋、プラットホームの上家、貯蔵槽その他これらに類する施設を除く。)をいい、建築設備を含むものとする。
二 特殊建築物 学校(専修学校及び各種学校を含む。以下同様とする。)、体育館、病院、劇場、観覧場、集会場、展示場、百貨店、市場、ダンスホール、遊技場、公衆浴場、旅館、共同住宅、寄宿舎、下宿、工場、倉庫、自動車車庫、危険物の貯蔵場、と畜場、火葬場、汚物処理場その他これらに類する用途に供する建築物をいう。
三 建築設備 建築物に設ける電気、ガス、給水、排水、換気、暖房、冷房、消火、排煙若しくは汚物処理の設備又は煙突、昇降機若しくは避雷針をいう。
四 居室 居住、執務、作業、集会、娯楽その他これらに類する目的のために継続的に使用する室をいう。
五 主要構造部 壁、柱、床、はり、屋根又は階段をいい、建築物の構造上重要でない間仕切壁、間柱、附け柱、揚げ床、最下階の床、廻り舞台の床、小ばり、ひさし、局部的な小階段、屋外階段その他これらに類する建築物の部分を除くものとする。
六 延焼のおそれのある部分 隣地境界線、道路中心線又は同一敷地内の二以上の建築物(延べ面積の合計が五百平方メートル以内の建築物は、一の建築物とみなす。)相互の外壁間の中心線から、一階にあつては三メートル以下、二階以上にあつては五メートル以下の距離にある建築物の部分をいう。ただし、防火上有効な公園、広場、川等の空地若しくは水面又は耐火構造の壁その他これらに類するものに面する部分を除く。
七 耐火構造 壁、柱、床その他の建築物の部分の構造のうち、耐火性能(通常の火災が終了するまでの間当該火災による建築物の倒壊及び延焼を防止するために当該建築物の部分に必要とされる性能をいう。)に関して政令で定める技術的基準に適合する鉄筋コンクリート造、れんが造その他の構造で、国土交通大臣が定めた構造方法を用いるもの又は国土交通大臣の認定を受けたものをいう。
七の二 準耐火構造 壁、柱、床その他の建築物の部分の構造のうち、準耐火性能(通常の火災による延焼を抑制するために当該建築物の部分に必要とされる性能をいう。第九号の三ロにおいて同じ。)に関して政令で定める技術的基準に適合するもので、国土交通大臣が定めた構造方法を用いるもの又は国土交通大臣の認定を受けたものをいう。
八 防火構造 建築物の外壁又は軒裏の構造のうち、防火性能(建築物の周囲において発生する通常の火災による延焼を抑制するために当該外壁又は軒裏に必要とされる性能をいう。)に関して政令で定める技術的基準に適合する鉄網モルタル塗、しつくい塗その他の構造で、国土交通大臣が定めた構造方法を用いるもの又は国土交通大臣の認定を受けたものをいう。
九 不燃材料 建築材料のうち、不燃性能(通常の火災時における火熱により燃焼しないことその他の政令で定める性能をいう。)に関して政令で定める技術的基準に適合するもので、国土交通大臣が定めたもの又は国土交通大臣の認定を受けたものをいう。
九の二 耐火建築物 次に掲げる基準に適合する建築物をいう。
イ その主要構造部が(1)又は(2)のいずれかに該当すること。
(1) 耐火構造であること。
(2) 次に掲げる性能(外壁以外の主要構造部にあつては、(i)に掲げる性能に限る。)に関して政令で定める技術的基準に適合するものであること。
(i) 当該建築物の構造、建築設備及び用途に応じて屋内において発生が予測される火災による火熱に当該火災が終了するまで耐えること。
(ii) 当該建築物の周囲において発生する通常の火災による火熱に当該火災が終了するまで耐えること。
ロ その外壁の開口部で延焼のおそれのある部分に、防火戸その他の政令で定める防火設備(その構造が遮炎性能(通常の火災時における火炎を有効に遮るために防火設備に必要とされる性能をいう。第二十七条第一項において同じ。)に関して政令で定める技術的基準に適合するもので、国土交通大臣が定めた構造方法を用いるもの又は国土交通大臣の認定を受けたものに限る。)を有すること。
九の三 準耐火建築物 耐火建築物以外の建築物で、イ又はロのいずれかに該当し、外壁の開口部で延焼のおそれのある部分に前号ロに規定する防火設備を有するものをいう。
イ 主要構造部を準耐火構造としたもの
ロ イに掲げる建築物以外の建築物であつて、イに掲げるものと同等の準耐火性能を有するものとして主要構造部の防火の措置その他の事項について政令で定める技術的基準に適合するもの
十 設計 建築士法(昭和二十五年法律第二百二号)第二条第六項に規定する設計をいう。
十一 工事監理者 建築士法第二条第八項に規定する工事監理をする者をいう。
十二 設計図書 建築物、その敷地又は第八十八条第一項から第三項までに規定する工作物に関する工事用の図面(現寸図その他これに類するものを除く。)及び仕様書をいう。
十三 建築 建築物を新築し、増築し、改築し、又は移転することをいう。
十四 大規模の修繕 建築物の主要構造部の一種以上について行う過半の修繕をいう。
十五 大規模の模様替 建築物の主要構造部の一種以上について行う過半の模様替をいう。
十六 建築主 建築物に関する工事の請負契約の註文者又は請負契約によらないで自らその工事をする者をいう。
十七 設計者 その者の責任において、設計図書を作成した者をいい、建築士法第二十条の二第三項又は第二十条の三第三項の規定により建築物が構造関係規定(同法第二十条の二第二項に規定する構造関係規定をいう。第五条の六第二項及び第六条第三項第二号において同じ。)又は設備関係規定(同法第二十条の三第二項に規定する設備関係規定をいう。第五条の六第三項及び第六条第三項第三号において同じ。)に適合することを確認した構造設計一級建築士(同法第十条の二の二第四項に規定する構造設計一級建築士をいう。第五条の六第二項及び第六条第三項第二号において同じ。)又は設備設計一級建築士(同法第十条の二の二第四項に規定する設備設計一級建築士をいう。第五条の六第三項及び第六条第三項第三号において同じ。)を含むものとする。
十八 工事施工者 建築物、その敷地若しくは第八十八条第一項から第三項までに規定する工作物に関する工事の請負人又は請負契約によらないで自らこれらの工事をする者をいう。
十九 都市計画 都市計画法(昭和四十三年法律第百号)第四条第一項に規定する都市計画をいう。
二十 都市計画区域又は準都市計画区域 それぞれ、都市計画法第四条第二項に規定する都市計画区域又は準都市計画区域をいう。
二十一 第一種低層住居専用地域、第二種低層住居専用地域、第一種中高層住居専用地域、第二種中高層住居専用地域、第一種住居地域、第二種住居地域、準住居地域、近隣商業地域、商業地域、準工業地域、工業地域、工業専用地域、特別用途地区、特定用途制限地域、特例容積率適用地区、高層住居誘導地区、高度地区、高度利用地区、特定街区、都市再生特別地区、特定用途誘導地区、防火地域、準防火地域、特定防災街区整備地区又は景観地区 それぞれ、都市計画法第八条第一項第一号から第六号までに掲げる第一種低層住居専用地域、第二種低層住居専用地域、第一種中高層住居専用地域、第二種中高層住居専用地域、第一種住居地域、第二種住居地域、準住居地域、近隣商業地域、商業地域、準工業地域、工業地域、工業専用地域、特別用途地区、特定用途制限地域、特例容積率適用地区、高層住居誘導地区、高度地区、高度利用地区、特定街区、都市再生特別地区、特定用途誘導地区、防火地域、準防火地域、特定防災街区整備地区又は景観地区をいう。
二十二 地区計画 都市計画法第十二条の四第一項第一号に掲げる地区計画をいう。
二十三 地区整備計画 都市計画法第十二条の五第二項第一号に掲げる地区整備計画をいう。
二十四 防災街区整備地区計画 都市計画法第十二条の四第一項第二号に掲げる防災街区整備地区計画をいう。
二十五 特定建築物地区整備計画 密集市街地における防災街区の整備の促進に関する法律(平成九年法律第四十九号。以下「密集市街地整備法」という。)第三十二条第二項第一号に規定する特定建築物地区整備計画をいう。
二十六 防災街区整備地区整備計画 密集市街地整備法第三十二条第二項第二号に規定する防災街区整備地区整備計画をいう。
二十七 歴史的風致維持向上地区計画 都市計画法第十二条の四第一項第三号に掲げる歴史的風致維持向上地区計画をいう。
二十八 歴史的風致維持向上地区整備計画 地域における歴史的風致の維持及び向上に関する法律(平成二十年法律第四十号。以下「地域歴史的風致法」という。)第三十一条第二項第一号に規定する歴史的風致維持向上地区整備計画をいう。
二十九 沿道地区計画 都市計画法第十二条の四第一項第四号に掲げる沿道地区計画をいう。
三十 沿道地区整備計画 幹線道路の沿道の整備に関する法律(昭和五十五年法律第三十四号。以下「沿道整備法」という。)第九条第二項第一号に掲げる沿道地区整備計画をいう。
三十一 集落地区計画 都市計画法第十二条の四第一項第五号に掲げる集落地区計画をいう。
三十二 集落地区整備計画 集落地域整備法(昭和六十二年法律第六十三号)第五条第三項に規定する集落地区整備計画をいう。
三十三 地区計画等 都市計画法第四条第九項に規定する地区計画等をいう。
三十四 プログラム 電子計算機に対する指令であつて、一の結果を得ることができるように組み合わされたものをいう。
三十五 特定行政庁 建築主事を置く市町村の区域については当該市町村の長をいい、その他の市町村の区域については都道府県知事をいう。ただし、第九十七条の二第一項又は第九十七条の三第一項の規定により建築主事を置く市町村の区域内の政令で定める建築物については、都道府県知事とする。
(適用の除外)

建蔽容積率が!な地域

通常の第一種低層住宅地域ですと建蔽率50%/容積率100%と言うのが良く見るパターンです。(業界人はゴットーって呼んでます)

しかし地域によっては景観を守るためなどの理由で、もっともっと建蔽・容積率が小さく設定されている地域があります。
例えば下記。
キャプチャ7

杉並の浜田山辺りです。80|40って見えますか?

これは建蔽率40%容積率80%を示しています(業界人がヨンパチって言います)。
井の頭線沿線はこのような土地が多いんですよねー。
景観を守るためだと思われます。

例えば100㎡の土地ならば一階40㎡二階40㎡の延べ床面積80㎡でお終いです。賃貸併用なんてとても無理。
その分庭は強制的に広くなりますね。60㎡も庭や駐車場です。
広々したお宅が並んでいるのも納得です。

で、よく目を凝らすと60|30ってのも見えます。業界人はサブロクって言います。
100㎡で一階は30㎡しか取れないんですよ!なんと贅沢な事でしょう。

しかし驚くなかれ。
世の中にはさらに凄い土地が!

世の中には自然公園法という法律があり、この法律が適用される地域はもっと凄い事になってます。
簡単に言ってしまうと20%40%さらには10%20%という地域もあります。
100㎡の土地に1Kの20㎡の部屋しか作れないんですよ。こりゃ驚きです。

これは滅多に無いので業界人も省略形が無いだろうな・・・ニーシーとかイーリャンとか言うのかな・・?
どんなものかは山中湖村のWEBなどをご覧ください!
皆さんゆったり生活しているのだろうな〜。

ロマン溢れる用途地域図

用途地域図って意外にロマン溢れますぜ。

用途地域図の大ざっぱなものは各自治体のサイトで見る事が出来ます。
例えば世田谷区の用途地域図は下記。
何でここだけ準工業地域なんだろうー、とか、この辺りは商業地域が広いなーなんて見ているだけで楽しくなります。想像が膨らみますね。
http://www.city.setagaya.lg.jp/kurashi/102/118/329/d00004878.html
キャプチャ4
東京都の都市整備局が提供している「都市計画情報インターネット提供サービス」でも良いかもしれません。
こちらは都市計画道路や地区計画も分かります。
http://www2.wagamachi-guide.com/tokyo_tokeizu/
例えば下記は世田谷区赤堤1丁目付近で、青く地区計画の線が引かれています。
左下の「情報表示」をクリックして青枠の中をクリックすると「名称:経堂駅東地区地区計画  番号:世56」という地区計画がある事が分かりました。
詳細はそこからリンクするPDFで詳しく確認できます。
キャプチャ3
ちょっと休憩。所変わってこちらは沖縄。
http://gis.pref.okinawa.jp/pref-okinawa/top/select.asp

下記は石垣島の図です。きちんと決まってますね。
白い所は畑とか山でした。
キャプチャ2

こちらは網走です。急に寒くなりました。
youtotiikizu_0

様々な地域の地図を用途地域と一緒に見ていると、今まで見えなかった都市計画やそこに住む人たちの生活、その思いなどを感じる気がするのでした。

 

建蔽率が緩和される2つの条件を知っておく

建築基準法で定められている建蔽率ですが、ある条件を満たすと緩和される場合があります。
これを使わない手は無い。

土地計画で防火地域としていされているところで、耐火建築物を建築する際には10%緩和される

一般的に耐火建築物はそうでない建物に比べ2~3割コストアップするようですが、マックグループ建設さんのようにローコスト耐火住宅というものを販売している会社さんもあるようです(マックさんが良いのか悪いのかは知りません)。
ちなみに防火地域内に3階建て以上の建築物・集合住宅・延床面積が100㎡以上の建物を建てる場合は否応なしに耐火建築物にする必要があります。

角地である

角地には建蔽率10%の緩和があります。が、これは条例などによって細かく規定されており、どの角地でも緩和される訳ではないのでご注意です。
土地の大きさや道路と接する面積の長さなどあらゆる条件で規定があるようなので、ケースバイケースで確認してみるしかないですね。
ちなみに防火地域の角地で防火建築物を建てれば、上手く行けば+20%の緩和を受けられます。
とは言え防火地域は大抵商業地域で、商業地域は元から建蔽率80%のところが多いので、あまり関係ない事もしばしば・・・。

建蔽率と容積率って何ですの?

建蔽率と容積率についておさらい。

まずは建蔽率

都市計画で用途地域毎に30% – 80%の範囲で制限が定められている。建築基準法上、原則として指定建ぺい率を上回る建築面積の建物を建ててはならないことになっている。例えば、100坪の土地で建ぺい率が60%の地域の場合、最大60坪(100坪×60%)の建築面積の建物を建てることができる。 wikipediaより

土地に対して建てられる面積の上限が決まっているんですね。
誰もがその土地を最大利用していものですが、みんながみんな土地に対して80%くらいある建物を建ててしまうとその地域がギュウギュウになってしまって景観が悪くなってしまうのです。
その他にも防火的な観点など色々と理由はあります。

次に容積率

容積率は、都市計画で用途地域毎に50%~1300%の範囲で制限が定められている(指定容積率)。建築基準法上、原則として指定容積率を上回る延べ床面積の建物を建ててはならないことになっている。例えば、50坪の土地で容積率が200%の地域の場合、最大100坪(50坪×200%)の延べ床面積の建物(1階40坪、2階30坪、3階30坪のような)を建てることができる。

これも景観や防火的観点などから地域ごとに決められています。
例えば建蔽率80%、容積率400%みたいな地域ばかりになってしまうと高い建物ばかり建って大変な事になりますからね!

実際に出会った、土地が安い13パターン

周辺は坪単価200万なのになぜか坪単価130万とか、そのくらい安い値段で出ている土地があります。

これまで沢山そのような土地に出会ってきました。気にしなければお得ものです。
では一体どのような土地が周辺相場より安くなるのでしょうか?

旗竿地

綺麗な長方形では無くて、うまく描けないけど下記みたいな形状の土地。
このような土地は大抵安いです。
道路と面している幅が2.5mくらいあると車停められるので良いと思います。
敷地延長のいわゆる竿の部分に花壇など植えても良いので、私はこのようなむしろこのような土地を探しています。
ただし注意する点があります。
一つは集合住宅が立てられないこと。
正確に言えば抜け道はあります。
それは別の記事でか書きますね。
そしてもう一つは次の項目で
┌────────┐
│      │
│      │
│  ┌────┘
│  │
│  │
┘  └
道路

前面道路と接する間口が2m以下

上記の敷地延長部分の間口が2m以下の場合、再建築ができません!
せっかく土地を買ったのに例えば1926年築の古い家屋が建っていたらそれを壊して新しく家を建てることができません!オーマイゴッッド。
とは言え、リフォームはOKです。匠に託して見ると良いかもしれません。
もしくはあなたが金持ちならば、周辺の土地を買い漁って前面道路との接道を2m以上にすれば良いです。

隣があの筋の方でした

その場合もお安い場合があります。
告知義務ありになっている場合があります。
でもあの筋の方は意外と近隣住民に優しいみたいなので、私は嫌いではありません。

隣が新興系ほにゃららでした

これ系も好かれないみたいです。
不特定多数の人が休日に通るため賃貸併用にも向かない土地だそうです。
私は逆に安心な気がするのですが。

曰く付きの土地だった

火事で燃えて一家死亡みたいな事は現実的にあります。
若干安く出ていることがあります。
私は霊は見えませんが、やっぱりちょっと怖いですね…。
あと大島テルさんに捕捉されたりするので賃貸として貸し出そうとすると難しいかもしれません。

前面道路が異常に狭い

以前坪単価が安くて非常にいい旗竿地を見つけた事がありました。
実際現地に行ってみると土地自体は良い感じだったのですが前面道路が1.3mくらいしかない!
流石に辟易しましたね。
そのうち4mになるんでしょうけど、私が生きているうちにそうなるか怪しいので断念しました。
1.3mしかないと「私たち、どうやって家建てるの?そーしてどうやって引っ越しするの?」となります。

崖っぷち

崖下でも崖上でも色々と建築制限を受けます。かなり安い印象がありますが、ちょっと怖いですね。

異常に日当たりが悪い

四方八方が柔道選手の篠原さんみたいなビルに取り囲まれている土地。
これは本当か判りませんが安かった記憶があります。

低い土地

以前恵比寿で異常に安い土地を見つけたことがありました。
実際現地に行ってみると周りより一段と低くなっている土地。
道路の端からは湧き水らしきものが溢れていました。
江戸時代の地図を見ますとこのあたりは川であり、その先に水田があったようです(恵比寿のど真ん中に水田!)。
このような土地は周辺より安く売り出されるみたいです。そりゃそうか。

隣家が越境している

「こっち来るな」と言ったところで隣家も建物を壊すことも出来ないし、大変面倒な臭いがする土地ですね。
実際に越境が土地の値段に影響を与えるのかは分かりませんが、周辺より安くなっている土地を見たことがあります。

大幅にセットバックしなければいけない

周辺坪単価が200万の土地で100㎡5200万という角地がありました。
単純に坪単価を計算すると173万ですからこれはイイ!と私も興奮しました。
しかしよくよく見てみるとその角地は接する道路が2つとも4m未満のため15㎡もセットバックする必要がありましたよ。
となると実際に使えるのは85㎡です。
結局周辺坪単価よりも高いのでした。ちゃんちゃん。

借地権だった

サイト上では土地権利=所有権となっているのに、よくよく話を聞いてみると借地権だった…何てことが結構あります。
問い合わせ入れさせるためにワザとやっているのではないかと、いぶかってしまいますね。

そもそも土地面積が違っていた

実際は80㎡しかないのに110㎡と記載されている土地がありました!
そりゃーもう坪単価激安になる訳ですよ、一見。

と色々なパターンと遭遇しました。他にもあれば教えてください。

レインズを覗きたい

不動産業者は業者間でレインズというシステムを使っており売却物件を共有しています。
一般の人が不動産業者へ売却を依頼する場合は下記の3つがあるそうで

  • 専属専任媒介契約
  • 専任媒介契約
  • 一般媒介契約

最初の二つの契約の場合は不動産会社は媒介契約5日~7日以内にレインズに登録する義務があります。
宅地建物取引業法という法律で定められた義務です。
逆に一般媒介契約の場合は売主が任意で決められるそう。

つまりこのレインズってやつにはアリとあらゆる物件情報が沢山入っている宝の山って訳です。
ところが一般人がアクセスできるのはログイン画面まで。その先は見る事ができません。一般公開されていないのです。


これがレインズのログイン画面。ここまで来て中に入れないのでパスワードの辞書攻撃・・すが一般人にはどうしようもありません。こんなページもあるのでご注意を。

これを閲覧するには宅建免許を取って不動産流通機構に加入するか、不動産会社に見せてもらうしかないようです。
という事で結論。覗きたければ黙って宅建を取るか、スグに見たければ不動産会社にいくしかなさそう。

ちなみに「ハトマークサイトはレインズを持っている組合がやってるんでレインズに近いみたいッス」ってな話もあるんですが真偽は不明です。
でもハトマークサイトはマメにチェックしておいて損はないです。


キャプチャ6
home’sやat homeでは見ないものが出てくるような…気がする

 

土地の売主はだれだ?!

駅徒歩1分。25坪ながら第一種中高層のエリアで、大変感触の良い土地がありました。
さて問い合わせでもしてみようかと、不動産サイトを見ると色々な不動産業者が広告を出している。
うーむ。どうせなら売主の不動産屋から買いたい。仲介手数料を浮かしたい。
という事で片っ端から取引形態を調べたけど、全部仲介。
ここで私の好奇心が騒ぎ出しました。
売主は一体誰なんだろう。個人なのか業者なのか。
どうやったら調べられるのだろう。現地に旗は無かったし。
そこで考えたのが登記簿の取得。でもそんなのやった事ありません。
どこで貰えるのかも良く分かりません。そんな時はGoogle先生に聞くのが一番です。

そして出てきたサイトがこちら!
http://www1.touki.or.jp/


キャプチャ
wwwでは無くwww1と言うのが個人的には気持ち悪い。

じゃーん!ネットで登記簿取れます。 正確に言うと

  • 不動産登記情報(全部事項)
  • 不動産登記情報(所有者事項)
  • 所有者の氏名・住所のみ
  • 地図情報
  • 図面情報
  • 土地所在図/地積測量図,地役権図面及び建物図面/各階商業・法人登記情報
  • 現存会社等の場合は履歴事項の全部,閉鎖会社等の場合は閉鎖事項の全部
  • 動産譲渡登記事項概要ファイル情報及び債権譲渡登記事項概要ファイル情報

が取得出来るのだそうです。21世紀すげー。
一時利用をすれば即利用可能です。
360円くらい取られるんだったかな?(ふんわり)
30分くらい経つとタイムオーバーになってもう一度登録する必要があるので要注意。

ちなみに登記簿を取得する際は地番と言うものが必要です。
つまり現住所が分かっても駄目なんですね。
そしてそれを知るには法務局に行ってブルーマップと言うものを見る必要があるそうです。
えっ、結局法務局行くのかよ・・・
Google先生・・・
そして見つけたのが下記。じゃーん!
http://kachiban.net/

キャプチャ2
岐阜の「株式会社 山内事務所」さんが公開しているようです。何の為にやっているのか判りませんがほんとありがとうございます。

現在、東京・大阪・岐阜・名古屋の一部しか対応していないようですが、幸い私が探している地域は対象でしたのでこれで調べる事が出来ました。山内さんスゲー。
地番を入れてPDFをダウンロードして、その土地を取得した不動産屋を特定する事が出来ました。
抵当権設定の箇所からどこから幾らの借金をして、土地を取得したのかも分かりました。
そして、好奇心が満たされた頃には、この土地は売切れていたのでした。

“愛の不動産号”船長より地球のみなさんへ愛を込めて

東京23区住まい、30代のサラリーマン。
“愛の不動産号”船長です。以前はイエタテル蔵と名乗っていた時期もありますが、改名しました。

2014年に子どもも生まれ現在の45㎡1LDKでは手狭になってきたこともあり、そろそろ真剣に家を建てようと考えていましたが・・・。不動産好きが高じて、先に投資用戸建てや新築アパートを買ってしまいました。

目下の目標はキャッシュを増やすこと。そして投資用不動産を増やすこと。および低金利住宅ローンを利用して出口を見据えた自宅を確保すること、です。